皆さんの会社の賃金はどうなっていますか?

2016.5.20
最近、ありがたいことに保育園の賃金コンサルティングを複数件やらせて頂いています。処遇改善等加算のキャリアパス要件の影響で賃金の見直しをしたいというニーズも増えているようです。
そのなかで改めておもしろいなと感じたところがあったので紹介します。
賃金設計をする際には、必ず最初に現状の賃金制度の分析を行うのですが、今回は、以前私が設計した保育園のモデル賃金カーブと比較してみたみました。
ちなみにモデル賃金カーブとは、標準的な社員が入社後、標準的に昇進・昇格していった場合に、給与がどのように変化していくのかを現した線のことをいいます。
どのようになったかというと・・・
赤が以前私がお手伝いさせて頂いた保育園になります。
どう感じますか?
赤のC保育園は、若い時にお給料がぐんぐん上がっていって、ある程度の年齢になるとあまり上がっていかない。一方でB保育園は若いころはC保育園に比べると安めだが、高年齢になっても給与が上がり続けていきます。
保育園は今、ものすごい人材不足に悩んでいます。そんな中若い人たちはどちらの保育園で働きたいと思うでしょうか?
この時は、若い人たちに魅力のある賃金制度を目指して設計しました。
当然、法人の支払い能力には限界があります。これから生産人口が減っていき、若い人材は減る一方です。そのような状況下で『賃金制度の中にどのような狙いを持たせるのか』は非常に重要なポイントといえます。
求人を出しても人が来ない・・・
そうお悩みの経営者も多いと思います。
そんな経営者に一言!
求人出しても全然人材が集まらないと嘆く前に、客観的に見て、若い人が働きたいと思うような法人になっていますか?



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